１ はじめに
みなさんは米国に旅行に行ったことはありますか？最初はキャッキャと喜んでハンバーガーやステーキの店に通っていたとしても、流石に毎日では飽きてきます。それに健康上もよろしくない。やっぱり野菜をしっかり摂りたいと思いますが、サラダだけだと結構高かったりします。そんな時にはチャイニーズのお店が役立つものです。大抵のショッピングモールには中華料理系のバフェが格安で入っているものです。昔、私も結構な頻度で中華バフェに通っていました。当時・・・と書くと年がバレそうですが(笑)、確か６～７ドルと格安で食べ放題！もちろんアメリカンなテイストに寄ってはいますが、なかなかのものでした。今回は、そんなアメリカンなチャイニーズの店を覗いてみます。
２ 店内の様子
コロナ対策が継続中です。現在、健康保護態勢区分(HPCON)「B」が発令中です。マスク又はフェイスカバーの着用が義務付けられています。
入口にはこのとおり、透明のボトル入りの消毒液が。ステップを踏むと液が出てきますので、両手に擦り込みます。では店内に入ってみましょう。
このとおり、店内での飲食も可能ですが、人はまばら。今回はその右奥のManchu WOKを目指します。
日本には馴染みがないチェーン店。カナダが発祥の中華ファスト・フードとのことです。店名は直訳すれば「満州の鍋」となります(笑)。
料理はこのとおり。右からチャーハン、焼きそば、そしてウマいと有名なオレンジソースのかかった鶏の唐揚げ、何故か？チキンカレーにミックスベジタブル。
その隣のケースには、右上からオリエンタル・チキン、ケチャップ味の「サワー・ポーク」。その左隣が「ツォ将軍のチキン(General TSO's chicken)」、ピーマンと牛肉の「ペッパー・ステーキ」。玉子スープに春巻きも。う～ん、ひたすら肉ばかり(笑)。
セットメニューのシステムは、ご飯／麺を選択後、おかずを１～３品選べて、それぞれ$7.50/8.50/9.50。単品だと肉系は$8.00ですので、特に理由がない限りセットメニューの方が断然お得です。他にもチャーハン＆焼きそば＆ベジタブルのガーデン・プレート$7.50も。
ドリンクバーはいつもの種類のものです。
ドド―ンとアイスティーも。
３ それでは味を堪能
テイクアウトにしてみました。こんな感じで、左が２アイテム、右が３アイテムです。普通の人ならば２アイテムでしょうね(笑)。３アイテムは相当な量になりますので覚悟が必要。
正直、どれがどれだかわからなくなりましたが、恐らくこれが「ツォ将軍のチキン」。唐揚げに甘いタレがかかっています。まあ普通においしいです。
その隣の焼きそばは太麺でしたが味が薄い。それならば、と自宅のオタフクソースと青海苔で、いつもの和風焼きそばに変身(笑)。完食です。
サワー・ポークはいわゆる酢豚。これも割と柔らかく、おいしくいただけました。肝心のオレンジ・チキンの写真がありませんが、やはりこれらの中で断トツにおいしいかったです。オレンジの身も入っていて、さっぱり感があります。が、餡かけ唐揚げ路線であることに違いはありません。総じてガッツリ系でした。これは高カロリーになりそうです。誰ですかね、中華はヘルシーだと最初に言ったのは(笑)？
４ おわりに
基地内は徐々に活気が戻りつつあるようですが、やはり店内は客もまばらでした。一日も早く元に戻るといいのですが。その反面、マックのドライブスルーは比較的お客さんの車の列が絶えなかったような気が。やはり非接触型の店舗の方が売れているのかも。いずれにせよ、我々からすればなんちゃって中華料理ですが、他にも米国にはなんちゃってメキシカンのTexMex(タコベル等)があります。まあでも、中国本土に旅行に行って中華料理を味わうと、日本のと違うなと感じるものです。つまり、日本の中華だってなんちゃって？？・・・でもおいしければいいんです。現地の人の舌に合うように少しずつ変わっていくのもアリでしょう。そんなことを感じたManchu WOKでした。
