1 はじめに
広大な横田基地。その基地内には様々な福利厚生施設が所在しますが、そのうちの1つがボウリング場。米軍人やその家族が楽しく過ごせる施設として人気のようです。その施設内に、意外と知られていないタイ料理の名店があると聞き、ちょっとトライしてみました。果たしてどんなお店なんでしょうか?
2 店の様子
トモダチ・レーンという(笑)ボウリング場は、国道16号線を挟んで西側にある横田基地の飛び地にあります。東側の広大な横田基地本体とは歩道橋で繋がっていて、正門をいちいち出入りすることなく徒歩移動可能です。この飛び地には居住地区のほか、あの米軍放送AFNの横田局のスタジオなんかもあります。
内部はこんな感じ。普通にボウリング場です。
その一角にスナックバー風のお店が。ここがタイ料理を出す「Bangkok Express」です。まあ店名のとおりファスト・フード店っぽいですが、奥の厨房はしっかりと広そうです。
メニューが表示されていますが、ちょっと映りが悪いですね。
カウンターには全体のメニューが。このとり、タイ料理のほか、普通のアメリカンなハンバーガーやサンドイッチ、ピザも。まあ複合的なお店なんでしょう。ビールも置いています。
座席はこのとおり、ボウリング場の待機椅子の延長線にあります。とりあえず注文して待ちましょう。今回はバジルチキンのチャーハン「カオ・パット・ビガポー」と、世界3大スープの1つと誉れ高いトムヤンクンを頼んでみます。
3 では料理を堪能
10分ほど待って出来上がりました。一応「For here or to go?」と聞かれて、ここで食べる(For Here!)と答えましたが、このとおり発泡容器に入って登場(笑)。トムヤンクンも何故か厳重にサランラップで蓋の内外をぐるぐる巻きにされて万全のパッキング。
それぞれの蓋を開けると・・・何この量!写真ではあまりわからないかも知れませんが、概ね駅の立ち食いソバなんかの容器より一回り大きな器。そこに盛られたこの量は明らかに1人前を大きく上回ります。これは大変なことになりました。
このとおり、大きめの鶏肉が。もちろんアメリカ人が大好きな脂身の少ない胸肉。それにしてもこのご飯の量、ざっと見積もって2.5合はあります。とりあえず食べ進めます。味は普通においしい味ですが・・・と思ったら辛さが結構ガツンと来ます。
たまらずトムヤンクンに救いを求めますが・・・これまた辛い(笑)。とてもスパイシーでおいしいのですが、こちらも相当の辛さです。しかし、大きめのエビがゴロゴロ入っています。味も極めて本格的。これはかなりのレベルのタイ料理と思いました。
結局、それぞれ半分ずつでギブアップしました。ごめんなさい。店員さんに丁寧に美味しかった旨を伝えると、笑ってくれました。残してしまって失敬。2~3人前の量でした。
4 おわりに
それぞれ8ドルずつくらいの値段でしたが、本来はお安いタイ料理、ちょっとはおかしいことに気付くべきでした。この値段ならばこの豪快な分量は納得です。いやむしろコスパは良いのかも知れません。まあ、とりあえず店員に相談すると良いでしょう。オススメ店であることは確かです!是非次回多人数の時に、他のメニューにも挑戦してみたいものです。