1 はじめに
ここ横須賀基地には大きなフードコートが3つもあります。1つは各種雑貨を豊富に取りそろえるスーパーマーケットNEX(Naval Exchange)の入り口、もう1つはFleet Recreation Centerの3階、そして一番大きいのが横須賀新港に面したここ、Main Street Food Courtです。ここには様々なお店が入っていますが、今日はフライドチキンのお店を訪問してみます。
2 店内の様子
入口はこのような感じ。日本の名所の写真が飾られています。その他、様々な情報が掲示されています。
反対側には、基地の主要幹部の写真が。
では店内に入ってみましょう。ご覧のとおり、様々なお店が並び、それぞれから料理を受け取り、好きなテーブルに座って食べるスタイルです。日本でもお馴染みですね。
ここが今回のフライドチキンのお店です。日本には未上陸です。ルイジアナ州が本拠地のチェーン店のようで、全米ほか外国にも進出している有名店のようです。
メニューはこのとおり、一人向けの2ピースのものから、ファミリー向けの8~16ピースのものまで。チキンはスパイシーなものとマイルドなものの2択です。サイドはコールスローやマッシュドポテトといった定番の他、ケイジャンポテトやケイジャンライスといった南部っぽいものも。
ドリンクはこのとおりですが、日本ではまず見かけないミニッツメイドのレモネード、ルートビアなどが珍しいところでしょうか。
このとおり、アイスティーもたっぷり用意されています。注ぎ足しフリーです。カップのサイズによって値段が異なりますが、事実上飲み放題ですので何か意味があるのかな?と感じてしまいます(笑)。
3 それではチキンにチャレンジ!
今回はテイクアウトを選択。8ピースのファミリーミール。サイドとしてコールスローがカップにどっさりと、ビスケットが4つついてきました。それではいただきましょう!
ふたを開けて、そのチキンの量に圧倒されます。今回は高校生の息子と2人で食べるという設定。・・・いや無理っしょ(笑)。まあできるだけ食べてみましょう。
まずはドラムスティック。肉質はまずまずですが、分厚い衣に圧倒されます。クリスピーでお腹にずしりと来ます。まずは1本完食。
取り出した2本目は、滅茶苦茶大きな胸肉。同じくクリスピーな衣を厚くまとっています。肉質は脂身がほとんどないあっさりしたもの。まあパサパサと言えばそのとおりかも知れません。ですが、米国人にとってすると、この胸肉の方がダントツに人気なんですよね。いわゆるwhite meatという奴です。日本人の好む脂ののったもも肉はbrown meatと呼ばれ敬遠されてしまうようです。まるで臓物扱い(笑)。
合計4ピース食べ終えたところで・・・あれ?7ピースも残っています。計算が合わない!!どうやら手羽先などは1ピースではなくて0.5ピース計算のようです。KFCもサイは1.5、手羽先は0.5と聞いたことがあります。ムムム・・・相手は相当に手強いです。
口直しにビスケットを。これもボソボソとした素朴な味。ソースは添付されていませんので、はちみつをかけて食べました。正直、日本人にはあまり好まれない食感かも。焼きたてはそれなりに美味のようですが。
コールスローはカップにどっさり。こちらは安定の味。ピクルスが細かく刻まれてちょっとだけ入っているのが良いアクセントになっています。おいしくいただきました。
というわけで、3ピースとビスケット×2を残してギブアップ。それでも頑張りました!かなりのガッツリ飯になりました。栄養価的には?ですが(笑)。
4 おわりに
結構お客さんは多かったです。列をなしてフライドチキンを求めるお客さん。まあでも、日本人的にはKFCのサイ(thigh:もも肉)のうま味が最強なのですが。昔、米国に少し住んでいた頃、KFCで4ピース全部サイ!というのがあって大好物でした(笑)。もし次回行くのであれば部位指定できるのか尋ねてみたいと思います。