フェンスの向こうのアメリカ・グルメ探検

こんにちは!このブログでは、日本にあって日本ではない、不思議な在日米軍基地におけるアメリカンな食べ物を紹介したいと思います。

【横須賀基地】クリスマスのペリー提督ジェネラル・メス(一般食堂、通称「ギャリ―」)へ

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1 はじめに

 このブログで2回目の登場になります「ギャリー」です。ここは現役軍人のみが利用可能な食堂ですが、月に1回一般(All Hands向け)に開放されます。12月はクリスマスの25日の1500-1730に設定されました。1人$9.10です。円高になりましたのでざっくり千円くらいでカフェテリア方式の食事をいただけました。やや詳しくレポートします。

2 食堂の様子

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外観はこんな感じです。ボウリング場の近くにあります。さっそく中にはいってみましょう。

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エントランスはこんな感じです。壁には障子のデザインがされていたり、面白いつくりです。本日はゲートの左が軍人レーンでサインするのみで喫食可能、右が一般客向けでドルで料金を払います。現金のみの対応です。

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傍らには米海軍基地内の主要幹部とともにスタッフの顔写真の紹介が。更にその上には米大統領以下のトップの顔写真。

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トランプ大統領のお隣はマティス国防長官。あとしばらくで退任です。

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では食器を取って前に進みましょう。

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大皿と小皿。どれも米国製で重厚なつくり。食堂のロゴが丁寧に記されています。ナイフやフォーク等を取って、食べ物に進みましょう。

3 料理を紹介

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 まずはメインから。クリスマス・ディナーの位置づけですので、ローストビーフ七面鳥、ハムと続きます。皿を渡して盛ってもらうスタイルです。

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その隣は付け合わせのマカロニ、マッシュドポテトや野菜類です。チーズがかかったマカロニがおいしそうなのでいただきます。その横はグレービーソースです。ポテトにかけてもらいましょう。

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反対側のレーンにきました。新鮮なサラダが山盛りです。それぞれ好みのものを取っていきます。

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ゆで卵やツナ、グリーンピース、コーン、オリーブ等が並びます。何故かレモンのカットしたものも。

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フルーツはリンゴとオレンジ。その左には野菜スープですが、あまりとる人は多くはないようです。アメリカ人はジュースとともに食事する人が圧倒的多数です。

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ケーキも。これはパンプキンパイですね。食後にいただくことにします。

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水やジュースをこれらのサーバーから注ぎます。甘くないアイスティは生憎見当たりませんでした。

4 食事を堪能

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 色々と取ると結構な量になりました。さっそくいただきます。スープは上品な味のミネストローネでしょうか。とろ味がついていておいしいです。メインのローストビーフとターキーはマカロニに埋まっていますが、意外に柔らかくておいしいものでした。薄味なので塩コショウを振っていただきました。これだけでも結構なカロリーになると思います。

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 パンプキンパイをもらってきました。甘すぎる味を予期しましたが、意外とあっさりでした。普通においしい味です。これならもう1つくらいいけそう。コーヒーとともに楽しみました。

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 結局はお腹一杯で断念しましたが、テーブルの中央にはこのようなデコレーションが。お菓子でできたお家です。中央のシートケーキ、まだまだ余っています(笑)。

5 その他

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 食堂内はやや混んでいました。本来は家族と共にと行きたいところですが、遠く離れた異国の地で仲間と共に過ごすという水兵も多いようです。家族連れも目にしましたが、やはり物珍しそうにしていたのが印象的。

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 とはいえ、今も戦争捕虜や戦時行方不明扱いとされた将兵がいることを忘れてはなりません。傍らにはこれらPOW/MIAのための席も丁寧にセッティングされていました。

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 最後にこれ。黒船の模型です。ペリー提督の名前が付けられたこの食堂ならではです。その傍らには数々の賞が。やはりここの食堂、とても味が良いです。日本人従業員の質の高さが大いに影響している?と考えてよさそうです。月1回の貴重な機会でしたが大満足でした。