フェンスの向こうのアメリカ・グルメ探検

こんにちは!このブログでは、日本にあって日本ではない、不思議な在日米軍基地におけるアメリカンな食べ物を紹介したいと思います。

【横須賀基地】ペリー提督ジェネラル・メス(一般食堂、通称「ギャリ―」)に潜入!

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1 はじめに

 こんにちは。今回は横須賀基地内にある隊員食堂に潜入した時の様子をお伝えしたいと思います。場所はMain Street USAと呼ばれるフードコート、映画館、ボウリング場が隣接するエリア。ここは基本的には海軍の現役軍人さんのための食堂ですので、フードコート等のレストランとは異なります。通常は一般の人は入れません。ただし、月に1回、平日昼の時間帯で開放日があり、基地にアクセス可能な人に限定されますが、格安で利用することができます。それでは内部の様子を探ってみましょう。

2 内部の様子

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 まず入り口にレジがあり、料金先払いとなります。ドルのみの受付でした。その後、カフェテリア方式で、トレーを受け取り、順に好きな料理を取っていく方式です。料理はメインの肉やロブスター、副菜、サラダ、スープ、パン、デザートとひととおりのものが揃います。最後にドリンクバーがあり、ジュース類がつぎ放題。

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 いやいや取り過ぎですね(笑)。ステーキは脂身の少ないUSビーフですがおいしいです。ロブスターテイルも上々です。スープはオニオンスープですが、濃厚でとても良い味でした。パンは食事向けのあっさりしたもの。フルーツにサラダのあとはケーキですが、ブルーベリージャムが入ったもの。味は・・・うん、甘い(笑)。期待どおりの味でした。やはり米国人の好みに合わせているようです。お腹一杯になりました。

 全般的には、大変おいしいと思います。ここの「ギャリ―」は米海軍の中でも上位に位置するそうですが、一説には厨房で働く日本人従業員の高い能力によるところが大とか。基地内の艦艇修理部もそうですが、日本人の能力の高さが認められているというのは嬉しいですね。

3 その他

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 席の一角にはこんなものも。捕虜・未帰還兵を偲ぶPOW/MIAシートです。常に戦いを意識する米軍ならではのもの。厳粛な気持ちにさせてくれます。 

 月に1回のみの開放ですが、基地の情報をウォッチしていると日程が案内されます。今回は、性的暴行防止等を啓発するためのものでした。料金は5ドル55セント!格安でした。ここは大変にオススメだと思います。大満足でした。 

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